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塩寮

海沿いの細長い集落

更新しました:2022-12-05

公開日:2020-10-14

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塩寮村は花蓮県寿豊鄉にあり、台湾で最長の礫石海岸を有します。塩寮の名の由来は、かつて花蓮港付近の食塩をここで作っていたためで、日本統治時代には既に「塩寮港」と呼ばれていました。近年每年夏休みになると、ここには各地から手作り愛好者、バックパッカーが集まり、異国風情の「海或.瘋バザー」が開催。手作り作品が並び、タロット占い、シンポジウムなどがバザーに出現しています。

塩寮周辺には特色ある民宿が多く、海に面した窓辺でコーヒー片手に静かな午後を過ごすにはもってこいです。また、臨海自転車道をのんびりサイクリングしたり、近くの店をのぞいて一息ついたり、新鮮な海の幸をぜいたくに味わうにも最高のスポットです!
鹽寮礫石海灘
塩寮集落
塩寮集落は大坑、托邁(Tomay)、橄仔樹腳の三つの小集落に分かれています。Tomayは「熊山」という意味で、里漏社のアミ族によって構成されています。かつて里漏社のアミ族人がここで大きな熊を仕留めたと伝わることから、この名がつけられました。あと二つの小集落は秀姑巒アミ族に属します。

 

特色

  • 塩寮潮間帯

    塩寮潮間帯

    和南寺前海岸には、幅約300メートルの海食台があります。この海食台は主に緻密で硬い火山集塊岩でできていますが、海水と砂や石、風による侵食で、比較的軟らかい沈積岩が削られ、小規模な潮溜まりが形成されました。ゴロゴロした石が作る隙間は海の生き物たちにとって恰好の隠れ家。干潟のパラダイスとなっています。ここに繁茂する緑藻、褐藻、紅藻は貝類に食べ物を提供しています。沿岸を温かい黒潮と冷たい大陸沿岸流が流れるため海洋生物が豊かで、調查によれば、ここで暮らす潮間帯の生き物は百種あまりに上るということです。

  • 塩寮船澳

    塩寮船澳

    「塩寮船澳」は又の名を「橄仔樹腳港」という静かな漁村です。沖合を黒潮の本流が流れているため、回遊魚と底棲魚の豊かな漁場を有します。
    防波堤を建設したことで、海岸に流れ込む砂のメカニズムが変わり、北堤北側に砂がたまり、思いがけず砂のビーチができました。
    漁港の防波堤と波消しブロックは釣り客に人気です。黄昏時や早朝に裸足で砂浜を散策し、波と戯れましょう。人と海が出会う瞬間。それは穏やかな触れ合いをもたらしてくれるでしょう。
    和南寺から南へ約2キロ行った左手に、廃棄された密輸取締船「達関号」が放置されています。ここで曲がれば、間もなく漁港に到着です。

  • 自然の生態

    自然の生態

    台湾島の沿岸には温暖な黒潮と寒冷な大陸沿岸流が流れています。そのため海の生き物が豊富で、また多様で美しい海岸の景観を形作っています。
    和南寺から海岸へ下りると、幅約300メートルの海食台が見えてきます。この海食台には小規模な潮だまりがたくさんあり、生き物たちは潮だまりの中の石の隙間に暮らしています。また盛んに生える緑藻、褐藻、紅藻は貝類の餌となっています。

  • 地質環境

    地質環境

    塩寮一帯で最も有名な海岸景観は、台湾最長の礫石海岸です。ここは台湾沿海で岩石について学ぶにも最良の場所。海岸に転がる岩石の種類が多いことでも知られています。中央山脈の変質岩がはるばる運ばれ、海岸山脈の沈積岩、火成岩とここで出会い、貴重な地質景観を形成しているのです。

ディテール

施設

  • 多くの駐車場
  • 公共のトイレが
  • ビューポイント
  • 歩道

アクセス方法

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旅行のヒント

1. 海辺の石や貝殼を拾ったり、サンゴ礁を傷つけたり、ゴミのポイ捨て等の行為は絶対におやめください。自然環境の保護にご協力をお願い申し上げます。
2. 夏季は気温が高いので、日焼け止めをお忘れなく。
3. 台風などで天気が悪く、波が高い際には、海に近づいたり、海に入ったり絶対にしないでください。
4. 旧暦の一日、十五日前後は大潮です。満潮時の水位が高くなりますので、潮の満ち引きや底流に注意し、潮間帯では安全にご注意ください。

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